2023年1発目の旅行に、一生に一度は訪れたい観光地で常に上位ランクインしているウユニ塩湖ツアーに参加してきました!
ウユニ塩湖ツアーを実施するツアー会社は実際たくさんあるのですが、今回私たちは日本人旅者に人気の「穂高ツアー(Hodaka Mountain Expedition」を利用しました。
今後ウユニ塩湖への旅行を検討中の方へ、少しでも役立つ記事になれば幸いです。
ツアー内容
申し込みについて
基本的なツアー申込方法は2通り。オンラインで事前申し込み or 現地申し込み。
結論を言うと、圧倒的にウユニ到着後の現地申し込みがおすすめです。
現地到着前に事前予約を済ませ、安心して旅行を楽しみたいという方も多いかと思いますが、現地申し込みをおすすめする理由は以下3つです。
ツアー料金が安い
ツアー料金について考え方は人それぞれかと思いますが、オンライン予約の場合予約手数料が上乗せされており、現地申し込みより高い可能性が多分にあります。
ツアー料金については後ほど詳しくお話します。
状況を鑑みた相談が可能
ウユニ塩湖の鏡張りは自然が作り上げる絶景。
その場所に行くことが出来るだけでもちろん幸せなことですが、天候次第で絶景度がかなり変わってきます。
雨量が少ない時期には鏡張りの面積が少なくなってしまいますし、風が強いとうまく鏡張り写真撮影が出来ません。
短期旅行者(ウユニに2~3日滞在)の場合は参加できる日程が限られていますが、それでも直近の天候状況等(雨がいつ降ったかなど)考慮の上、どのようなスケジュールでどのツアーに参加したら良いかなど相談に乗ってもらうことが可能です。
また、現地までの長旅のうえ標高がおよそ3,700mと高く、高山病等のリスクもある為、自分自身の体調と相談しながらツアー申込出来るのもメリットです。
人の温かみに触れることが出来る
これは完全に私独自目線ですが、現地の方々とのコミュニケーションも旅の醍醐味の一つ。
何でもスマホ一つで完結できてしまうこの便利な時代に、それでも地球の裏側まで絶景を見に来たのは実体験に勝るものは何もないから。
ツアー申込も自分自身で経験したからこそ、こうしてブログでの発信も出来るわけです。
ちなみに日本人観光客が多いからか、穂高ツアーのスタッフさんは英語やスペイン語はもちろんのこと、簡単な日本語での会話も対応していたので全く心配いらないと思います!(2023年1月現在情報)
ツアーの種類
穂高ツアーでは、ウユニ塩湖に行くツアーの種類として以下があります。
▶Day time tour (ウユニ塩湖トリックアート写真&鏡張り)10:00-16:00
▶Full day + sunset tour (列車の墓場、インカワシ島、ウユニ塩湖トリックアート&鏡張り / ランチ付き)10:30-20:00
▶Sunset + starlight tour (ウユニ塩湖鏡張り、サンセット&星空観賞)16:00-22:00
▶Starlight + sunrise tour (ウユニ塩湖鏡張り、星空&サンライズ鑑賞)03:00-07:30
私たちは上記太字黄色アンダーラインの2ツアーに参加しました。
Full day + sunset tour は一人200ボリビア―ノ
Starlight + sunrise tourは一人150ボリビアーノでした。
尚、長靴はツアー代金に含まれています。
ツアーに参加してみて
Full day + Sunset
ウユニ観光が初めての私たちは、ツアーの中で立ち寄りどころが盛りだくさんのこのツアーへの参加を決めました。
10時30分、ホテルにお迎えのバンが到着し、ツアースタート。
日本人4人(私たち含む)、中国人2人の計6人グループでした。
ツアーでまず最初に向かったのは、列車の墓場と呼ばれる場所。
ここには数多くの廃棄列車が集まっており、今ではウユニの有名観光スポットの一つとなっています。
実は市内からも歩いて行けるらしいのですが、少し距離があるのでツアー参加がお得です。
列車の墓場を後にした私たちが向かったのは、お土産屋さん。
ボリビア雑貨がたくさん売っています。
バックパック1つずつでペルー・ボリビア旅行に来た私たちは大きいお土産を持ち帰るスペースがなかったため、記念にリャマのキーホルダーを購入しました。
その後、ちょっとした湧き水スポットへ10分ほど立ち寄り、昼食場所へと移動。
昼食会場近くには、これまた有名な色々な国の国旗が飾られた場所があり、たくさんの観光客が写真撮影をしていました。
お待ちかねの昼食はドライバーさんの手作り!ビーフステーキ、ソーセージ、キヌア、サラダ、バナナとバラエティに富んでいて美味しかったです!!!
ちなみにこの昼食会場でお手洗いに行きたい場合、1人5ボリビアーノ(1カナダドル)で借りることが出来ます。
お腹いっぱいの私たちが次に向かったのは、見渡す限り真っ白な塩の大地!
ここではたっぷりと時間をとって、ドライバーさんがトリックアート写真や動画を撮影してくれました。
楽しすぎて時間があっという間に過ぎていきました。
写真撮影用の小物はドライバーさんも持っていましたが、希望のものがあれば持ち込んでドライバーさんにお願いすることも可能です。
続いて向かったのはインカワシ島。
真っ白い塩の大地を車で走ること20分、目の前に大量のサボテンが生える島が現れました。
ここの入場料はツアー料金に含まれておらず、希望者は1名30ボリビアーノ(およそ6カナダドル)で入場可能です。
尚、お手洗い使用料もここに含まれていました。
島は小さい山のようになっていて登るのが少し大変でしたが、休憩をはさみながら島を1周しました。
トイレも行けて、景色も素晴らしかったので自信を持って皆さんにもおすすめします!
そしてツアーの最後はいよいよお待ちかね、鏡張りスポットへ!
思えば初めてウユニ塩湖のことを知ったのはおよそ10年前。
本で見た嘘のような景色に心打たれ、この場所にいつか行くと心に決めて早10年。まだ見てもいないのに胸が躍り出します。
インカワシ島より車で走ること20分。
地面は依然として乾ききっています。
更に車で10分。
少しずつ地面が湿ってきた感じがします。
もう5分行くと、辺り一面には完全に水が張っており、そこで車はストップ。
はやる気持ちを抑えながら長靴に履き替え、いざ車の外へ。
10年越しの夢の景色がこちら。
風が強く、水面は完全に波打っていました。
思い浮かべた景色とは違ったものの、こればっかりは仕方ない。
ただ一つ言えることは、夢にまで見た場所、ここウユニ塩湖に来れたことは揺るがない事実だということ。
ここウユニ塩湖は自然が作り上げる絶景スポットの為、美しい鏡張りが見ることが出来るかどうかは運や天候条件(雨量や風)に左右されやすいです。
行くたびに表情を変える景色なので、お時間が取れる方は何度かツアーに参加してその変化を楽しむのも楽しいだろうな、と思います。
サンセットを楽しんだ私たちはウユニ市内ホテルへ戻り、20:00頃にツアー終了。
夕食を食べて少し休憩して、03:00からの星空&サンライズツアーにも参加します。
Starlight + Sunrise
時刻は夜中3時。今回もドライバーさんがホテルへピックアップに来てくれて出発。
メンバーは同じバンに私たち含め4名乗車でした。
真っ暗闇の中をウユニ塩湖へ向けて30分程度車を走らせます。
プロのなせる業なのでしょうが、何の目印もない広大なウユニ塩湖を、迷わず鏡張りの場所まで届けてくれるドライバーさんに脱帽です。
夢にまで見た満点の星空のウユニ塩湖が近づくにつれて、わくわくが抑えきれなくなってきます。
日中来た時には風が強かったウユニ塩湖。窓から見る星空は綺麗。
あとは風さえなければ。
徐々に車がスピードを落とし、そのうち車が停車しました。
今回は観光客が少ないのか、周りを見ると他2組が遠くにいる程度でほぼ貸し切り状態!!
出来る限りの防寒対策をして、いざ車の外へ。
そこには誰にも邪魔されることのない満点の星空が広がる、まさに夢のような景色が広がっていました。
ぼーっと星空を眺めていると数回の流れ星が!!
少しの間星空観賞をした後、ドライバーさんにお願いして写真撮影をしてもらいました。
星空が綺麗に映えるシルエットの写真やバンの上に乗って写真撮影など、いくら写真を撮っても飽きませんでした。
欲を言えば行く前にポーズをもう少し考えておけば良かった。。。
そうこうしている内に塩湖内が少しずつ明るくなってきました。
星空とはまた違う幻想的な景色が目の前に広がり、この場所に立っていられる喜びをひたすら噛みしめていました。
この日は風も穏やかで、見事鏡張り写真を撮影することが出来ました!
星空も、朝焼けも、鏡張りも一度で満喫することが出来て、夢のような大満足のツアーでした。
夜通し運転と写真撮影をしてくれたドライバーさん、本当にありがとう!!
ちなみに、夜~朝のウユニ塩湖はかなり冷え込んだので防寒対策は万全に!
共有事項
長靴はツアーに含まれているため、不要
ツアー出発後すぐに長靴レンタル場所へ行き、自分のサイズの長靴を選びます。
大きいサイズについては黒い長靴のみでしたが、小さいサイズはピンクや青など写真映えしそうなものもありました。
自分のサイズに合った長靴が見つかるか心配でしたが、サイズも割と豊富なうえに、多少大きくても靴下の2枚履きや、足用ホッカイロのスペースを考えると全然気になりませんでした。
また、ここは日本ではないので念のため長靴に穴が開いていないかなどを確認しておくとトラブルを避けることが出来るのではないかと思います。
色のある服を着ると◎
特に日中のトリックアート写真や鏡張り写真撮影の際には、色のある服を着ると映えます!
白や青などは色が背景と被ってしまうので、黄色や赤など明るい色がベター。
汚れてもいい服を用意
鏡張り写真撮影の時に、グループ皆でジャンプした写真を撮影したのですが、ホテルに帰ると上着やズボンが塩でベトベトになっていることに気づきました。。
ジャンプしなくとも歩くだけでしぶきが飛びます。
私たちはツアー後、ホテルのクリーニングサービスを利用しましたが、気になる方は汚れてもよい服をツアー専用に用意しておくことをおすすめします。
まとめ
運とタイミングでしか見れない絶景ですが、出会えた時は感無量です。
また今回、鏡張りが見たく雨季のシーズンを選びましたが、乾季でみれる塩の景色も同時に堪能できたので、間違いなく雨季のシーズンがおすすめ!
ドライバーさんが一眼カメラで撮ってくれた数々の写真はツアー後、データとしてもらうことができたので、携帯しか持っていなかった私たちも最高の写真たちを得ることが出来ました。
穂高ツアーを選んで、心からよかったと思います。
ぜひみなさんのウユニの旅に、少しでも参考になれば嬉しいです。
ウユニのフライト、ご飯などの情報はこちら!
ペルー・ボリビアで利用したホテル情報はこちらの記事にまとめています!
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